今月の臨床 新しい薬物療法をさぐる
Overview
3.妊娠中毒症の病態と薬物療法
伊藤 昌春
1
,
岡村 均
1
1熊本大学医学部産科婦人科
pp.19-23
発行日 1994年1月10日
Published Date 1994/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409901565
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産科診断学や治療法および周産期医学の飛躍的な進歩によって,妊娠中毒症における母児の予後は大幅に改善されてきたが,重症例では必ずしも良好になったとはいえない.妊婦検診において,早期に本症の発症を予知し,適切な指導と管理を行えば発症は低下し母児の予後も改善される.
本稿では,妊娠中毒症の病態,発症予防および薬物療法について概説する.
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