今月の臨床 子宮全摘出術—私のコツ
準広汎性子宮全摘出術
12.膀胱子宮靱帯の処理
荷見 勝彦
1
Katsuhiko Hasumi
1
1癌研病院婦人科
pp.170-171
発行日 1993年2月10日
Published Date 1993/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409901180
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膀胱子宮靱帯の処理の目的は,膀胱子宮靱帯前層の分離・切断により尿管を側方に圧排し,parametriumと腟を十分に切除することである。処理中は,尿管を損傷しないように,細心の注意をはらうとともに,術後の尿管瘻の発生を防ぐため尿管を術中愛護することが必要である。
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