今月の臨床 産婦人科医に最低限必要な正期産新生児管理の最新知識(Ⅱ)―母体合併症の影響は? 新生児スクリーニングはどうする?
                        
                        
                
                  
                  
              
              
              
                  
                  
                  
                  
                            
                                    新生児スクリーニング
                                    
                                    
                                    
                            
                            
                
                
                
                            
                            
                  
                            
                                
                            
                        
                
                
                
                            
                        
                
                
                            
                            
                            
                  
                            
                                    
                                    その他の先天代謝異常スクリーニング
                                    
                                    
                            
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                澤田 貴彰
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            ,
                                        
                                    
                                    
                                        
                                            
                                                中村 公俊
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                  1熊本大学大学院生命科学研究部小児科学講座
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.928-935
                
                
                
                  発行日 2020年9月10日
                  Published Date 2020/9/10
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210143
                
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●産科医療施設で作成された乾燥濾紙血は,検査施設で検体記載情報と採血状態などの確認を受けたあとに検査される.現在はタンデムマス法により,20種類以上の疾患の測定項目を一度に測定することができる.
●タンデムマス法では9,000人に1人の割合で患者が見つかるとされている.再採血対象児10人のうち1人は要精密検査に,また要精密検査対象児の5人のうち1人は実際の患者であると推測されている.
●再採血の場合は,再検査結果が出るまで,発熱や極端な哺乳不良がない限り,児に対しては通常の対応でよいが,要精密検査の場合は,なるべく早く指定医療機関を受診することが望ましい.

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