今月の臨床 産婦人科医に最低限必要な正期産新生児管理の最新知識(Ⅱ)―母体合併症の影響は? 新生児スクリーニングはどうする?
新生児スクリーニング
先天性甲状腺機能低下症に対するスクリーニング
南谷 幹史
1
1帝京大学ちば総合医療センター小児科
pp.922-927
発行日 2020年9月10日
Published Date 2020/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210142
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●「先天性甲状腺機能低下症マス・スクリーニングガイドライン(2014年改訂版)」に基づいて診療する.
●新生児スクリーニングにおけるTSH値は,母体のヨウ素摂取・曝露状況,甲状腺疾患・甲状腺機能,薬剤の影響を受ける.
●先天性甲状腺機能低下症と診断し甲状腺ホルモン補充療法を始めても,幼児期にはいったん休薬して病型を確定し,永続性か,一過性かを評価し,治療継続の必要性を判断する.
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