合併増大号 今月の臨床 周産期超音波検査バイブル―エキスパートに学ぶ技術と知識のエッセンス
産科超音波検査の基礎編
妊娠初期の見方と所見
三浦 清徳
1
1長崎大学大学院医歯薬学総合研究科産科婦人科
pp.14-22
発行日 2020年1月10日
Published Date 2020/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209889
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●妊娠初期に子宮内に生存胎児の存在を確認する.
●胎児頭臀長(14〜41 mmの時期)で妊娠週数(予定日)を推定し,最終月経開始日から起算した予定日との間に7日以上のずれが認められるときは超音波計測値による予定日に修正する.
●胎児の数を確認し,多胎妊娠であれば膜性診断を行う.
●胎児の形態を観察し体表の欠損や突出,体内の体液貯留など胎児形態異常の有無を確認する.
●胎盤の異常,子宮および付属器腫瘤の有無を観察する.
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