増刊号 ―豊富な所見で診断の進め方がわかる―産婦人科 画像診断アトラス
周産期
画像診断の進め方:基本的スクリーニング
妊娠初期のスクリーニング
亀井 良政
1
1埼玉医科大学病院産婦人科
キーワード:
異所性妊娠
,
膜性診断
,
胎児頭殿長
,
CRL
,
nuchal translucency
Keyword:
異所性妊娠
,
膜性診断
,
胎児頭殿長
,
CRL
,
nuchal translucency
pp.46-51
発行日 2023年4月20日
Published Date 2023/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210927
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●分娩予定日の決定に至る妊娠10週頃までに,子宮や付属器の形態,胎児数と膜性の診断,頭蓋骨や四肢の有無の評価を行う.
●日本超音波医学会のガイドラインでは,初期の胎児スクリーニングは妊娠11〜13週頃に実施することが推奨され,数多くの評価項目が挙げられている.
●nuchal translucencyや鼻骨の有無の評価などは出生前遺伝学的検査の1つと認識し,遺伝学的カウンセリングを実施する.
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