合併増大号 今月の臨床 周産期超音波検査バイブル―エキスパートに学ぶ技術と知識のエッセンス
産科超音波検査の基礎編
超音波診断装置の基礎知識と装置の調整方法
日高 庸博
1
1九州大学病院総合周産期母子医療センター
pp.6-13
発行日 2020年1月10日
Published Date 2020/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209888
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●超音波診断装置を有効に利用するためには,目的に応じた装置の設定が重要である.
●胎児超音波検査を精密に行う際には,プローブを持つ検者の手が母体腹壁上で安定することが,意図する断面を得るために重要である.
●超音波の生体への影響を考慮しながら,検査が十分に行える範囲の最小の超音波出力で装置を使用し,検査はできるだけ短時間で行うことを常に意識したい.
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