今月の臨床 NIPT新時代の幕開け―検査の実際と将来展望
NIPTの将来展望
全ゲノムNIPTではどこまで胎児異常が検索できるか?
福島 明宗
1
,
小畑 慶子
1
,
山本 佳世乃
1
1岩手医科大学医学部臨床遺伝学科
pp.258-261
発行日 2019年3月10日
Published Date 2019/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209605
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●NIPTによる全ゲノム解析(genome-wide NIPT)が可能な時代になっている.
●本検査は7Mbレベルでの欠失/重複分析が可能である.
●非確定的遺伝学的検査であり,コピー数バリアント(CNV)の確定には染色体マイクロアレイを行う必要がある.
●幅広い臨床遺伝学領域を網羅するためには,エビデンスの集積が必要である.
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