合併増大号 今月の臨床 産婦人科感染症の診断・管理─その秘訣とピットフォール
早産と周産期感染症
絨毛膜羊膜炎と周産期感染
大槻 克文
1
1昭和大学江東豊洲病院周産期センター
pp.114-124
発行日 2018年1月10日
Published Date 2018/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209238
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●腟内の常在菌ならびに病因菌は多岐にわたっており,早産発症までの病態を複雑にしている.
●早産予防を目的とした細菌性腟症のスクリーニング検査を行う場合には,妊娠20週未満に行う.
●臨床的絨毛膜羊膜炎の診断基準を満たさない場合でも,絨毛膜羊膜炎が存在する可能性を常に認識して対応することが求められる.
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