境界領域の再評価とその展開 特集
産婦人科と腎
慢性腎不全と高プロラクチン血症
青野 敏博
1
,
苛原 稔
1
,
東 敬次郎
1
,
漆川 敬治
1
,
安井 敏之
1
,
植田 敏弘
1
Toshihiro Aono
1
1徳島大学医学部産科婦人科学教室
pp.523-526
発行日 1987年8月10日
Published Date 1987/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409207634
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
血中プロラクチンのラジオイムノアッセイが可能になってから,慢性腎不全の患者では高プロラクチン血症を呈するものが多いことが明らかになってきた1,2)。本稿では,まず慢性腎不全患者における高プロラクチン血症と臨床症状の関係を解説し,次いで血中プロラクチン値が上昇する機序を明らかにし,終わりに本症の治療についてまとめたい。
Copyright © 1987, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.