臨床医のプライマリ・ケア 周産期とプライマリ・ケア
正常児の規準
馬場 一雄
1
Kazuo Baba
1
1日本大学医学部小児科学教室
pp.371-374
発行日 1982年5月10日
Published Date 1982/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409206616
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新生児の保有する個々の生物学的特性によって,正常と異常とを判別する基準について考える前に,臨床医学一般における正常と異常との考え方にふれて置きたいと思う。
新生児に認められるさまざまな症状や形質を,質的特性と量的特性とに二分するとすれば,正常・異常の判別はこの両者の何れかによって行なわれることになる。
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