Modern Therapy 母乳
母乳中心主義栄養法による新生児管理
岡 敏明
1
Toshiaki Oka
1
1旭川医科大学小児科学教室
pp.803-807
発行日 1981年11月10日
Published Date 1981/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409206515
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母乳栄養の優れた意義については,生化学的側面,あるいは社会科学的側面から,他の著者により述べられているとおりである。われわれの新生児室でも,このように優れた母乳栄養を押し進めるため,昭和51年以来,新生児に生後5日目までは絶対に人工乳を与えない,『母乳中心主義栄養法』を行なってきた。その結果,高い母乳栄養の確立を見ているが,今回われわれの新生児室における具体的な母乳栄養のすすめ方から,退院後の具体的な管理方法について述べ,母乳栄養を推進するための1方法として紹介したい。
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