新しい視点をさぐる 診断のテクニック
切迫流・早産
天野 和彦
1,2
,
生山 博
2
Kazuhiko Amano
1,2
,
Hiroshi Oiyama
2
1獨協医科大学産科婦人科学
2都立荒川産院
pp.637-639
発行日 1978年9月10日
Published Date 1978/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409205885
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切迫流・早産は産科医が日常出会うことの多い疾患であり,その原因がいろいろあげられているにもかかわらず実際面ではそれを早期にみつけることがむずかしく,そのとり扱い方針を含めて診断に迷うことの多い疾患である。
一方,従来は実際臨床面で測定しにくかったホルモン定量が簡便になったので,胎児の内分泌環境がかなりの程度推定しうるようになったことや,ME機器の進歩と合わせて切迫流・早産の診断法は変わりつつある。
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