放射線細胞診
Ⅰ 子宮頸癌の放射線治療と細胞診
杉下 匡
1
Tadashi Sugishita
1
1佐々木研究所附属杏雲堂病院婦人科
pp.508-509
発行日 1978年7月10日
Published Date 1978/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409205863
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19世紀後半にRoentgenがX線を発見し,1898年にCurie夫妻がRadiumを発見して以来,放射線の副作用としての皮膚炎を,FucksやLeppingがみいだしたことに端を発し,放射線生物学という学問が発展してきた。
一方,細胞診は1953年にPapanicolaouが初めて集大成し,その後特に,放射線と細胞診についてはMohr,Smolka,Zimmer,Koss,Stoll,Grahamらの研究が有名である。本邦では,塚原,安田らを初め塚原,岩井らの研究がある。
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