Japanese
English
綜説
子宮頸癌の放射線療法
Radiotherapy of carcinoma of the uterine cervix
M. Lederman
1
,
山下 久雄
2
,
猪狩 定典
2
Hisao Yamashita
2
1Radiotherapy Department-The Royal Marsden Hospital-London
2癌研・放射線
pp.495-497
発行日 1961年6月10日
Published Date 1961/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409202437
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Royal Marsden病院に於いては,子宮頚癌の放射線療法は原則として,出来るだけ全例にラジウムとX線との併用療法を行うことにしている。癌が尚限局している第1期または第2期では,先ずラジウム療法を行い,ついで附属器の外の部分および骨盤の両壁に対してX線療法をやり,癌がもはや限局性でなく骨盤内に進展している第3期と第4では先ずX線療法を全骨盤域に向って行い,次いで適当なラジウム療法を行っている。
ラジウム挿入法はStockholm法を改良したMarie Curie病院変法を使用している。
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