放射線細胞診
Ⅳ 子宮頸癌の放射線治療と細胞診
杉下 匡
1
Tadashi Sugishita
1
1佐々木研究所附属杏雲堂病院婦人科
pp.992-993
発行日 1978年12月10日
Published Date 1978/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409205966
- 有料閲覧
- 文献概要
子宮頸癌の放射線治療途上の腟細胞診所見について述べてきた。今回は早期効果のうち,特に「細胞質の変化」について述べる。
放射線によっておこる細胞質の変化には,大別して,染色性の異常,空胞形成,細胞質の腫大と辺縁の奇型性,喰食作用などが代表的変化としてあげられる。
Copyright © 1978, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.