今月の臨床 子宮体がん診療アップデート
治療のトピックス
5.子宮体がんの妊孕性温存療法
三橋 暁
1
,
生水 真紀夫
1
1千葉大学大学院医学研究院生殖医学
pp.498-504
発行日 2013年5月10日
Published Date 2013/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409103398
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●プロゲスチン療法の奏効率は,子宮体がんで76%,子宮内膜異型増殖症で86%ほどで比較的高い.
●プロゲスチン療法で寛解した子宮体がんの30~50%,子宮内膜異型増殖症の23~26%が再発する.
●MPA+メトホルミン併用療法は,温存療法の問題点である高い再発率を改善する可能性がある.
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