今月の臨床 子宮体がん診療アップデート
治療のトピックス
4.子宮体がんに対する腹腔鏡下手術
寺井 義人
1
,
田中 智人
1
,
大道 正英
1
1大阪医科大学産婦人科
pp.491-496
発行日 2013年5月10日
Published Date 2013/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409103397
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●腹腔鏡下手術は,開腹手術と比較して,手術時間は長い傾向にあるが,術中出血量,周術期合併症,入院期間においては有意に少ない.
●現在までに6つのRCT(randomized control study)があるが,初期子宮体がんに関しては,開腹手術と比べて予後に差がない.
●RCTでは,その多くが初期子宮体がんの類内膜腺癌を対象とし,進行がん,非類内膜腺癌に対する術式としての有用性は確立していない.
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