今月の臨床 不育症の診療指針
不育症の治療法
3.手術療法
和泉 俊一郎
1
,
呉屋 憲一
1
,
鈴木 隆弘
1
1東海大学医学部産婦人科
pp.250-255
発行日 2012年3月10日
Published Date 2012/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409102929
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●不育症の手術適応を決定するにあたっては,必ず網羅的な原因検索がなされたうえでなければならない.
●先天的子宮形態異常の治療法は侵襲的な形成手術であるため,まず子宮鏡下での術式から検討すべきである.
●子宮奇形術者となるためには,Müller管の発生異常について精通していなければならない.
●Müller管の発生奇形では(特に左右差のある場合は),Tarryらの分類が臨床表記上で有用である.
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