今月の臨床 不育症の診療指針
不育症の治療法
2.ガンマグロブリン療法
中塚 幹也
1
1岡山大学大学院保健学研究科
pp.246-249
発行日 2012年3月10日
Published Date 2012/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409102928
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●抗リン脂質抗体陽性不育症,原因不明不育症妊婦へのガンマグロブリン製剤の有効性は確定していない.
●一般的治療が無効で多数回の流死産を伴う難治性の不育症に限って施行されるべき,研究的な治療法である.
●ガンマグロブリン製剤の作用や副作用,臨床成績,妊娠中の投与の安全性などを説明し,同意のもとに施行する.
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