Japanese
English
特集 頸部脊椎症(第12回脊椎外科研究会より)
頸椎椎間板ヘルニアおよび頸椎症による脊髄症の術後神経症状悪化例の検討
Neurological Deterioration after Surgical Treatment of Myelopathy due to Cervical Disc Herniation or Spondylosis
米延 策雄
1
,
冨士 武史
1
,
藤原 桂樹
1
,
小野 啓郎
1
,
岡田 孝三
2
Kazuo Yonenobu
1
1大阪大学整形外科学教室
2香川医科大学整形外科学教室
1Department of Orthopaedic Surgery, Osaka University Medical School
キーワード:
頸椎椎間板ヘルニア
,
cervical disc hernia
,
頸椎症性脊髄症
,
cervical spondylotic myelopathy
,
追跡調査
,
follow up study
,
悪化
,
deterioration
Keyword:
頸椎椎間板ヘルニア
,
cervical disc hernia
,
頸椎症性脊髄症
,
cervical spondylotic myelopathy
,
追跡調査
,
follow up study
,
悪化
,
deterioration
pp.449-455
発行日 1984年4月25日
Published Date 1984/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408906954
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はじめに
頸椎椎間板ヘルニアおよび頸椎症による重度の脊髄症に対して一般に外科的治療法が選択され,比較的安定した治療成績があげられている.しかし,なかには予期せぬ経過をたどる例を経験する.これらについては長期成績報告の一部として報告されているのをみるが,詳細な検討をしたものは少ない.これら術後神経症状の悪化例について調査し,その原因・対策について検討することは手術成績を向上させる意味からも重要である.
われわれは過去13年間に手術治療した症例について,この面から分析しその対策について考察する.
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