臨床経験
両側上腕および大腿に対称性に発生した骨嚢腫の2症例
堀部 和好
1
,
古屋 光太郎
1
Kazuyoshi HORIBE
1
,
Kotaro FURUYA
1
1東京医科歯科大学医学部整形外科学教室
pp.965-972
発行日 1976年10月25日
Published Date 1976/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408905421
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長管状骨の骨嚢腫はほとんど孤立性に発生し,多発することは稀である.われわれは昭和43年東日本整形外科学会で発表した両大腿骨ならびに両上腕骨に対称性に発生した巨大骨嚢腫の2症例につき,その後約6年半の経過観察をし,種々の興味ある所見を得たので報告する.
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