Japanese
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特集 帯状疱疹
両側性対称性帯状疱疹の1例
Herpes zoster duplex symmetricus
林 理奈
1
,
菅井 奏良
1
,
福田 知雄
1
Rina HAYASHI
1
,
Sora SUGAI
1
,
Tomoo FUKUDA
1
1埼玉医科大学総合医療センター,皮膚科(主任:福田知雄教授)
キーワード:
複発性帯状疱疹
,
帯状疱疹後神経痛
,
悪性腫瘍
,
不活化ワクチン
Keyword:
複発性帯状疱疹
,
帯状疱疹後神経痛
,
悪性腫瘍
,
不活化ワクチン
pp.17-20
発行日 2026年1月1日
Published Date 2026/1/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000005569
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89歳,女性。1年前に大腸癌手術。3日前に生じた左腰部の疼痛を伴う皮疹を主訴に受診した。帯状疱疹の診断でアメナメビル(アメナリーフ®)を処方されるも,症状が増悪し翌日に再受診した。腰部腹部全周性の皮疹拡大より,両側性対称性帯状疱疹と診断した。入院のうえ,アシクロビルを10日間投与し,皮疹は軽快した。しかし,退院後に神経痛が再燃したため,ペインクリニックへの治療依頼を必要とし,治療介入により疼痛の改善が得られた。複発性帯状疱疹では悪性腫瘍の合併とともに,帯状疱疹後神経痛の発生頻度が高いことが知られている。高齢者の疼痛管理はときに難しく,必要時は速やかなペインクリニックへの紹介が必要と考える。

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