論述
痙性内反尖足に対する後脛骨筋前方移行術の筋電図学的臨床的考察
井上 和郎
1
,
高橋 公
1
,
沼崎 邦浩
1
,
藤原 正敏
1
,
蓮江 光男
1
,
鬼満 雅
2
,
鈴木 良平
3
Kazuo INOUE
1
1福島県立医科大学整形外科学教室
2郡山療育園
3長崎大学医学部整形外科学教室
pp.387-394
発行日 1973年5月25日
Published Date 1973/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408904837
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はじめに
痙性内反尖足に対する手術法の1つとして,内反要因をなす後脛骨筋を前方に移行するBarr法がある.その臨床的成績は,諸家の報告の通り比較的良好であるが,また種々問題も指摘されている.
今回われわれは,移行筋の機能転換の有無を筋電図を中心として検索したので報告する.
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