Japanese
English
論述
股関節機能評価表におけるAbduction Against Gravityの測定について
Measurement of Abduction Against Gravity in JOA Evaluation Chart of Hip Joint Functions
長田 幸佳
1
Yukiyoshi Nagata
1
1玉造厚生年金病院リハビリテーション室
1Department of Rehabilitation, Tamatsukuri-Kouseinenkin Hospital
キーワード:
JOA evaluation chart of hip joint functions
,
日整会股関節機能判定基準表
,
abduction against gravity
,
重力に対する外転運動
,
pelvic slant
,
骨盤傾斜
Keyword:
JOA evaluation chart of hip joint functions
,
日整会股関節機能判定基準表
,
abduction against gravity
,
重力に対する外転運動
,
pelvic slant
,
骨盤傾斜
pp.1359-1362
発行日 1999年11月25日
Published Date 1999/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408902843
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抄録:股関節疾患の臨床的評価として,日整会股関節機能判定基準表がよく用いられる.この評価表にAbduction Against Gravity(以下,AAG)があるが,その一般値は明らかにされておらず,またその測定方法も十分に確立していない.今回,健常人におけるAAGの一般値とAAGに関係があると思われる年齢・身長・体重・下肢長・肥満度(BMI)の5つの因子について,関連性を見出せるかどうかを検討した.測定は,骨盤を固定した状態と固定しない状態との2通りについて行った.これは働筋の違いにより,AAGの値および骨盤傾斜が変化すると考えたためであり,合わせて検討した.
対象は下肢機能に問題のない健常人とし,測定肢は跳躍時に踏み切る側とした.
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