発行日 2010年5月1日
Published Date 2010/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2010211530
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変形性股関節症62例を対象にTHA術前の立位・坐位腰椎骨盤アライメントの特徴を検討した。その結果、1)立位から坐位への姿勢変化では骨盤後傾、腰椎前彎の減少が認められ、立位前傾群のL4/L5が最も角度変化が大きいこと、股関節屈曲角度は立位前傾群が立位後傾群に比べ有意に小さいことが明らかとなった。2)坐位でのL4/L5不安定性を閉めすサインとして四分休符サインは、初期L4/L5不安定性を検出する有用なサインである可能性が示唆された。
©Nankodo Co., Ltd., 2010