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あとがき
松山 幸弘
pp.1364
発行日 2024年11月25日
Published Date 2024/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408203160
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創部感染(SSI)は,われわれ整形外科医にとって最も起こってほしくない合併症のひとつであるが,残念ながら一定の確率で起こる.
われわれはできる限りSSI予防対策をして手術に臨んでいるが,SSIを経験したことがない医師はまずいないであろう.術後感染が生じると患者さんはもちろん疲弊し,われわれ医療スタッフも疲弊する.感染は治癒期間が予測できないことも多くあり,患者さんから「いつ頃治癒して退院できますか?」と聞かれても正確に「いつまで」と言えないのが辛い.
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