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手術手技
食道癌術後転移性膵頭部癌に対して胃管温存膵頭十二指腸切除術を施行した1例
A case of metastatic pancreas tumor resected by gastric tube preserving pancreaticoduodenectomy, which occurred in a patient after esophagectomy
渡辺 修
1,2
,
土屋 嘉昭
1
,
筒井 光廣
1
,
梨本 篤
1
,
佐々木 壽英
1
Osamu WATANABE
1,2
1新潟県立がんセンター新潟病院外科
2現・東京女子医科大学付属第二病院外科
キーワード:
膵頭十二指腸切除術
,
胃管温存
,
食道癌術後再発
,
胃管温存膵頭十二指腸切除術
Keyword:
膵頭十二指腸切除術
,
胃管温存
,
食道癌術後再発
,
胃管温存膵頭十二指腸切除術
pp.355-359
発行日 1995年3月20日
Published Date 1995/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407905168
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はじめに
膵頭部領域癌に対する膵頭十二指腸切除術(PD)は標準術式であり,その安全性も向上してきている1).しかし,食道癌のため食道切除・胃管による再建が行われた症例の膵頭部領域癌に対しては,胃管の血行を考えると安易に行うことはできない.今回われわれは,食道癌術後の転移性膵頭部癌に対して胃管を温存してPDを施行しえた症例を経験したので報告する.
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