Japanese
English
米国でのProblem-Based Learning形式による外科研修
Problem-Based Conference(14)—患者・家族とのコミュニケーション:胆道系手術と合併症(その2)
Surgical training based on the problem based learning system in the United States: Problem-based conference (14) Communication with a patient and family: Biliary surgery and complications (part 2)
町 淳二
1
,
児島 邦明
2
Junji Machi
1
,
Kuniaki Kojima
2
1ハワイ大学医学部外科
2順天堂大学医学部第2外科
1Department of Surgery, University of Hawaii at Manoa
キーワード:
コミュニケーション
,
胆嚢摘出術
,
手術合併症
,
医師—患者間系
,
医の倫理
Keyword:
コミュニケーション
,
胆嚢摘出術
,
手術合併症
,
医師—患者間系
,
医の倫理
pp.1685-1700
発行日 2002年12月20日
Published Date 2002/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407905087
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
1 はじめに
R (研修医):患者さんとその家族とのコミュニケーションは,どのような医療においても医師—患者関係をよく保つ上で必須のことですので,前回のproblem-based conferenceでは学ぶところが多かったです.腹腔鏡下胆嚢摘出術(胆摘術)に際してのインフォームド・コンセントのとり方を通して,患者さんに説明すべき点,コミュニケーションすべき事項を学習してきました.今回は,手術の合併症ということを通して,さらにいろいろなコミュニケーションについてディスカッションするということでしたね.
S(医学生):私たちはまだ,患者さんからインフォームド・コンセントをとったりすることはないのですが,患者さんとその家族とのコミュニケーションは大変重要と理解しています.
Copyright © 2002, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.