文学漫歩
—エドガー・アラン・ポー(著)・佐々木直次郎(訳)—『黄金虫』(1951年,新潮社 刊)
山中 英治
1
Hideharu YAMANAKA
1
1市立岸和田市民病院外科
pp.1538
発行日 2002年11月20日
Published Date 2002/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407905060
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今年もパシフィコ横浜での学会に参加する機会があった.御世辞にも使い勝手が良いとは言えない東京国際フォーラムよりも,この港の見える会場での学会は快適である.『よこはま・たそがれ』『ブルーライト・ヨコハマ』『伊勢佐木町ブルース』『ふりむけばヨコハマ』『港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ』.やはり港町は風情があって良い.
会場前の臨港パークも景色が良いし,「ぷかり桟橋」からシーバスに乗れば,異国情緒漂う山下公園まで海路ですぐで潮風も心地よい.港に停泊するかつての豪華客船「氷川丸」の舳先でタイタニックのポーズをとってから,公園をメリケン波止場のほうに向かうと「赤い靴はいてた女の子の像」が遠い異国を見つめている.
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