Japanese
English
臨床報告・1
両側に同時発生した後腹膜神経鞘腫の1例
A case of simultaneous bilateral Schwannoma occurred in retroperitoneum
成田 公昌
1
,
多羅尾 光
2
,
池田 哲也
2
,
増田 亨
2
,
矢野 秀
2
,
坂倉 究
2
Kimimasa NARITA
1
1三重大学医学部第2外科
2三重県立総合医療センター外科
キーワード：
神経鞘腫
,
後腹膜
,
多発
,
両側性
Keyword:
神経鞘腫
,
後腹膜
,
多発
,
両側性
pp.849-852
発行日 2002年6月20日
Published Date 2002/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904905
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
近年，画像診断の進歩で後腹膜原発神経鞘腫の報告数は増加して来ている1）．今回，筆者らは両側に同時多発した後腹膜神経鞘腫の1例を経験した．神経鞘腫の多くは単発性で多発することは少ないと言われているが，本症例のごとく同時に多発する場合もあるので手術前の十分な全身検索が必要と思われる．
Copyright © 2002, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.
