Japanese
English
臨床報告・1
新生児期に発症した先天性梨状窩瘻の1例
A case of pyriform sinus fistula in a neonate
石井 雅昭
1
,
小林 美奈子
1
,
湊 栄治
1
,
荒木 俊光
1
,
浦田 久志
1
,
楠 正人
1
Masaaki ISHII
1
1三重大学医学部第2外科
キーワード:
梨状窩瘻
,
新生児
,
頸部腫瘤
Keyword:
梨状窩瘻
,
新生児
,
頸部腫瘤
pp.845-847
発行日 2002年6月20日
Published Date 2002/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904904
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はじめに
先天性梨状窩瘻は急性化膿性甲状腺炎の原因として注目されており,多くは幼児期以降に発症する1).新生児期に発症するものは少ないが,幼児期以降と症状が異なり,頸部腫瘤による気道や食道の圧迫により呼吸障害や哺乳障害をきたすことが多い2).今回,筆者らは新生児梨状窩瘻の1例を経験したので報告する.
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