Japanese
English
臨床報告・1
腹腔鏡下胆嚢摘出術後の落下結石による腹壁膿瘍の1例
A case of extraperitoneal abscess after undergoing laparoscopic cholecystectomy
芝原 一繁
1
,
船木 芳則
1
,
稲木 紀幸
1
Kazushige SHIBAHARA
1
1市立輪島病院外科
キーワード:
腹腔鏡下胆嚢摘出術
,
術後合併症
,
腹壁膿瘍
Keyword:
腹腔鏡下胆嚢摘出術
,
術後合併症
,
腹壁膿瘍
pp.825-827
発行日 2001年6月20日
Published Date 2001/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904495
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はじめに
腹腔鏡下胆嚢摘出術後の合併症として膿瘍形成の報告が散見されるようになってきた1〜10).そのほとんどが術中の落下結石が原因となっており,治療は結石除去が原則である3〜7).
今回筆者らは腹腔鏡下胆嚢摘出術3か月後に臍下創に膿瘍形成を認め,結石除去により軽快した1例を報告する.
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