Japanese
English
臨床研究
PROLENE Hernia Systemを用いたopen tension-freeヘルニア修復術の成績
Open tension-free hernioplasty using the PROLENE Hernia System
山本 俊二
1
,
前田 敏樹
1
,
内田 靖之
1
,
田村 信子
1
,
中野 正人
1
,
坂野 茂
1
,
山本 正之
1
Shunji YAMAMOTO
1
1神鋼病院外科
キーワード:
成人鼠径ヘルニア
,
open tension-freeヘルニア修復術
,
PROLENE Hernia System
Keyword:
成人鼠径ヘルニア
,
open tension-freeヘルニア修復術
,
PROLENE Hernia System
pp.109-112
発行日 2001年1月20日
Published Date 2001/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904359
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
人工補強材であるメッシュを用いたopen ten-sion-freeヘルニア修復術は,緊張のかからない修復と,加齢とともに脆弱化した組織の補強ができ,手技的に容易であり,成人鼠径ヘルニアに対する標準術式である1,2).PROLENE Hernia System(ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社,東京)3)は,長楕円形の上部パッチと円形の下部パッチが円筒状のコネクターによって一体型となったポリプロピレンメッシュであり,anterior approachにて鼠径管後壁(横筋筋膜と内腹斜筋)を前後から補強するものである.今回,このPROLENEHernia Systemを用いた成人鼠径ヘルニアに対する手術4)の成績を報告する.
Copyright © 2001, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.