Japanese
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特集 3D画像診断の肝胆膵手術への応用
胆道癌における術前画像診断としての3D-CTの有用性
Efficacy of 3D-CT as the preoperative diagnostic imaging for biliary tract neoplasmas
鈴木 正徳
1
,
海野 倫明
1
,
遠藤 公人
1
,
片寄 友
1
,
児玉 英鎌
1
,
柿田 徹也
1
,
藤原 耕
1
,
松野 正紀
1
Masanori SUZUKI
1
1東北大学医学部第1外科
キーワード:
3D-CT
,
CT-endoscopy
,
肝外胆管癌
,
肝内胆管癌
,
胆嚢癌
,
画像診断
Keyword:
3D-CT
,
CT-endoscopy
,
肝外胆管癌
,
肝内胆管癌
,
胆嚢癌
,
画像診断
pp.1023-1029
発行日 1999年8月20日
Published Date 1999/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407903691
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Helical CT技術とcomputer graphics技術の発達により,肝胆道系臓器における各種脈管の3D imagingは格段の進歩をみせており,分単位という短時間で画面上に多種類の構造物の同時描出も可能となった.さらにリアルタイムに画像を回転させることにより,腫瘍の存在範囲や血管浸潤範囲も把握しやすくなっている.術前に3D imageを作製した上で肝内脈管の分岐形態や腫瘍の浸潤範囲を詳細に検討し,血管と胆管の切離部位を決定することも可能な状況である.今後,手術に対する術前simulationのtoolとしての需要はさらに高まり,近い将来,手術のnavigationにも応用される形に発展していくものと思われる
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