Japanese
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特集 3D画像診断の肝胆膵手術への応用
肝・胆道外科における術中3DUSの応用
Application of 3DUS for hepatobiliary surgery
島津 元秀
1
,
若林 剛
1
,
田辺 稔
1
,
橋本 浩
2
,
北島 政樹
1
Motohide SHIMAZU
1
1慶應義塾大学医学部外科
2GE横河メディカルシステム技術開発センター
キーワード:
肝・胆道外科
,
術中超音波検査
,
3D超音波画像(3DUS)
Keyword:
肝・胆道外科
,
術中超音波検査
,
3D超音波画像(3DUS)
pp.1005-1009
発行日 1999年8月20日
Published Date 1999/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407903688
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肝臓外科における術中超音波検査は肝腫瘍の局在ならびに肝内脈管の走行を把握し,肝切除術を安全,正確かつ系統的に行うために必須の検査である.また胆道外科とくに肝門部胆管癌,胆嚢癌の手術においても進展度診断に有用であり,肝切除範囲,胆管切離部位の確認に用いられている.しかしながら熟練した検者以外には理解しにくく,画像の客観的評価や立体的把握が困難な場合がある.
3D超音波画像(3DUS)はその欠点を軽減し,肝・胆道手術において腫瘍と脈管系の立体構築をリアルタイムに客観的に把握し,適切な脈管処理,surgical marginの確保を行うために有用な術中検査である.
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