Japanese
English
臨床報告・1
胃潰瘍穿孔による汎発性腹膜炎術後に発生した脾膿瘍の1例
A case of splenic abscess following panperitonitis secondary to gastric ulcer perforation
北方 敏敬
1
,
長岡 武志
1
,
福井 博
1
,
出射 靖生
1
,
山岨 道彦
2
Toshitaka HOPPOU
1
1第二京都回生病院外科
2第二京都回生病院内科
キーワード:
脾膿瘍
,
汎発性腹膜炎
,
脾摘出術
Keyword:
脾膿瘍
,
汎発性腹膜炎
,
脾摘出術
pp.135-137
発行日 1999年1月20日
Published Date 1999/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407903513
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はじめに
脾膿瘍は,以前は剖検例の0.2〜0.7%に認められる稀な疾患であると考えられていた1).しかし,近年画像診断技術の進歩に伴い,報告例が増加している.今回われわれは,胃潰瘍の穿孔による汎発性腹膜炎術後に発生した脾膿瘍を経験したので,若干の文献的考察を加え報告する.
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