Japanese
English
臨床報告・1
咽頭食道憩室内に発生した食道表在癌の1例
A case report of carcinoma within pharyngoesophageal diverticulum
長谷川 正樹
1
,
海部 勉
1
,
武藤 一朗
1
,
高木 健太郎
1
,
小山 高宣
1
,
関屋 政雄
2
Masaki HASEGAWA
1
1新潟県立中央病院外科
2新潟県立中央病院病理
キーワード:
食道憩室
,
食道憩室随伴病変
,
食道癌
Keyword:
食道憩室
,
食道憩室随伴病変
,
食道癌
pp.131-133
発行日 1999年1月20日
Published Date 1999/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407903512
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
咽頭食道憩室の発現頻度は,日本では諸外国に比べ非常に少なく,食道憩室全体の10〜20%を占めるにすぎない1).その中での食道癌の合併は稀であり,本邦ではまだ報告例はない.今回われわれは長期間の愁訴を持つ咽頭食道憩室に,食道表在癌の併存を認めたので報告する.
Copyright © 1999, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.