Japanese
English
臨床報告・1
高アミラーゼ血症を契機に発見された膵転移を伴う腎細胞癌の1切除例
A resected case of renal cell carcinoma with pancreatic metastasis found by hyperamylasemia
杉原 重哲
1
,
小原井 朋成
1
,
金子 隆幸
1
,
江上 哲弘
1
,
小田 芳郎
2
,
小野 恭平
3
Shigenori SUGIHARA
1
1社会保険下関厚生病院外科
2社会保険下関厚生病院泌尿器科
3社会保険下関厚生病院消化器科
キーワード:
腎細胞癌
,
転移性膵癌
Keyword:
腎細胞癌
,
転移性膵癌
pp.1499-1502
発行日 1996年11月20日
Published Date 1996/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407902581
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はじめに
腎細胞癌は肺,肝,骨などへの血行性転移は比較的容易に来たすが,膵への転移は稀である1).最近われわれは,検診にて高アミラーゼ血症を指摘され,精査ののち膵転移を来たした腎細胞癌と診断され,手術を施行した1例を経験したので若干の文献的考察を加えて報告する.
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