病院めぐり
大村市立病院外科/岐阜市民病院外科
吉田 彰
1
1大村市立病院外科
pp.1592-1593
発行日 1994年12月20日
Published Date 1994/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407901737
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大村市立病院は,昭和20年,元第21海軍航空厰医務部大村海軍共済病院の施設を移管し,日本医療団大村病院として発足しました.昭和23年,大村市国民健康保険組合共済病院と改称し,昭和26年,大村市立病院として新発足し,昭和32年,昭和54年の2回の移築により現在地の病院となりました.診療科は現在,内科,外科,小児科,産婦人科,皮膚科,泌尿器科,眼科,耳鼻咽喉科,歯科,整形外科,脳神経外科,放射線科,麻酔科,理学診療科,心臓血管外科,精神科,神経科の17科からなり,病床数は287床で,このうち外科は60床を占めています.
現在の外科のスタッフは,副院長を含め3名で,この人数で一般消化器外科,呼吸器外科,内分泌外科を中心に手術を行っています.1993年の手術症例は,胃癌28例,大腸癌24例,乳癌7例,肺癌3例などで,全麻,脊麻のみで249例となっており,1992年に腹腔鏡下胆嚢摘出術を導入してからは胆石症例も増え,1993年の胆石および胆嚢ポリープの手術症例は56例となっています.また,適応を選び腹腔鏡下に虫垂切除も行っており,今後は胸腔鏡下の手術も行っていく予定です.
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