Japanese
English
臨床研究
Taylor法による腹腔鏡下迷走神経切離術の早期成績
Early outcome of laparoscopic gastric vagotomy by Taylor's procedure
金平 永二
1
,
大村 健二
1
,
森 明弘
2
,
渡邊 透
1
,
中村 寿彦
2
,
石川 智啓
1
Eiji KANEHIRA
1
1金沢大学医学部第1外科
2医療法人社団南ケ丘病院外科
キーワード:
腹腔鏡下手術
,
内視鏡下手術
,
迷走神経切離術
,
十二指腸潰瘍
Keyword:
腹腔鏡下手術
,
内視鏡下手術
,
迷走神経切離術
,
十二指腸潰瘍
pp.899-903
発行日 1994年7月20日
Published Date 1994/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407901591
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はじめに
腹腔鏡下に行う迷走神経切離術(以下,迷切)は,国外では1991年にKatkhoudaら1)により初めて行われ,その後,本邦でも行われるようになった2,3).術式としては,Katkhouda1)らはTaylor法4)(後幹切離+胃小彎前壁漿膜筋層切開)による迷切を採用しているが,本邦では主に選択的近位迷走神経切離術(以下,選近迷切)が行われている2,3).われわれは,1993年2月25日から1993年9月までにTaylor法による腹腔鏡下迷走神経切離術を5例の十二指腸潰瘍症例に施行した.本稿では,Taylor法による腹腔鏡下迷切の手術手技と術後早期結果を報告する.
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