Japanese
English
臨床報告
嚢胞状変性を伴った右腋窩部巨大神経鞘腫の1例
A case report of giant schwannoma with cystic degeneration in the right axillary region
並川 努
1
,
川村 明廣
1
,
橋本 祥恪
1
,
古屋 泰雄
1
,
弘井 誠
2
,
緒方 卓郎
3
1くぼかわ病院外科
2くぼかわ病院病理
3高知医科大学第1外科
キーワード:
神経鞘腫
,
巨大神経鞘腫
,
嚢胞状変性
Keyword:
神経鞘腫
,
巨大神経鞘腫
,
嚢胞状変性
pp.375-378
発行日 1994年3月20日
Published Date 1994/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407901512
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はじめに
神経鞘腫(schwannoma)は,末梢神経のSch-wann細胞から発生し,四肢,躯幹,頭頸部などの軟部組織に好発する良性腫瘍で,大きさは1ないし数cm径のものが多いとされている.今回われわれは,右腋窩部に発生した神経症状を呈さない小児頭大の神経鞘腫を経験したので,若干の文献的考察を加え報告する.
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