病院めぐり
国立福岡中央病院外科/徳島県立中央病院外科
朔 元則
1
1国立福岡中央病院外科
pp.1590-1591
発行日 1993年12月20日
Published Date 1993/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407901445
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国立福岡中央病院は,厚生省第一次基幹病院整備計画(昭和26年)に基づき,既設の国立福岡病院,国立筑紫病院を統合,合併して,新しく九州地区に基幹病院を建設しようという構想から誕生した.福岡市の中心,旧黒田藩舞鶴城内に8階建550床のモダンな綜合病院がオープンしたのが,30年前の昭和38年2月のことである.
初代院長に国立筑紫病院長であった古賀秀夫先生(元九州大学友田外科助教授)が就任されたことから,外科のスタッフは国立筑紫病院外科から転入してきた医師と,新しく九大から赴任してきた医師とで構成され,消化器・一般外科と心臓血管外科を中心にしてスタートした.特に昭和41年からは,九大井口外科の助教授であった池尻泰二先生(第2代院長)を外科部長に迎え,九大第2外科教室(井口潔前教授,杉町圭蔵現教授)の全面的バックアップもあつて,さらに発展し今日を迎えている.
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