病院めぐり
香川県立中央病院外科
塩田 邦彦
pp.506
発行日 1995年4月20日
Published Date 1995/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407905192
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香川県立中央病院は,平成6年夏の渇水で一躍有名になった四国の玄関,高松市の閑静な文教住宅地にあります.当院は戦後間もない昭和20年10月25日に設置された日本医療団高松病院を前身とします.日本医療団が解散された昭和22年8月1日付で香川県へ移管され,香川県立中央病院として発足しました.当初は30床で開院した本院も,新築と増築を繰り返し,3階建の外来棟,12階建の北病棟,10階建の南病棟を有し,病床数631床の大規模病院に発展しました.現在は,香川医大の教育関連病院でもあります.
病院発足とともに開設された外科は,昭和20年代は基礎を築き,昭和30年代には結核を中心とした胸部外科が始まりました.昭和42年に石合副院長が着任し,心臓外科が始まり,中川胸部外科主任部長,故津田主任部長が続いて着任するにいたり,心臓血管外科,胸部外科,消化器外科の3本柱が確立されました.現在,外科は石合(副院長),中川(胸部外科主任部長),西原(一般外科主任部長)以下,常勤10名,岡山大関連研修医4名,香川医大関連研修医1名の合計15名の大所帯です.
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