病院めぐり
国立福岡中央病院泌尿器科
森田 一喜朗
pp.172
発行日 1994年2月20日
Published Date 1994/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413901126
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国立福岡中央病院は昭和38年2月1日九州地区の基幹病院として開院しました。初代古賀名誉院長によると「東(アズマ)前東京都知事が医務局長時代"Medical center"なる構想を打ち出した時に始まる。「真夏のある日,私は時の副総理緒方竹虎氏に会い福岡誘致について色々と説明した…。漸く現在の地に落ちつくまでに何回か流産しそうになった。文化財保護地内であると言うので文化財保護委員の猛烈な反対が始まり,委員の方々の総辞職と言うお気の毒な仕儀となった…」と開院までのいきさつを述べてあります。
病院は舞鶴城址,緑に恵まれ環境は抜群です。しかし7階病棟から眺める背振の峰,博多湾ともあと5か月となりました。
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