病院めぐり
富山県立中央病院外科
薮下 和久
pp.1533
発行日 2003年11月20日
Published Date 2003/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407101610
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当院は,昭和26年4月に開設され,病床数810床(一般710床,結核20床,精神80床)の総合病院であり,富山県の中核病院,また富山県がん拠点病院として位置づけされています.当院の特徴は,公立病院では日本初の緩和ケア病棟や,第3次救命救急センター,母子医療センター,和漢診療部門を有し,唯一の県立総合病院です.
外科は,消化器一般外科,乳腺外科を担当し,スタッフは小西孝司病院長の下9名で構成されています.当科は,日本外科学会,日本消化器外科学会の認定施設であり,また金沢大学医学部,富山医科薬科大学医学部の臨床教育病院として,臨床研修医の指導にあたっています.外科における平成14年度の1日平均外来患者は91名,入院患者78名,紹介患者率31.3%,平均在院日数22.9日,病床利用率94.0%という現状です.平成14年度の外科総手術件数は1,063件と多く,少ないスタッフで,毎日多々の手術を行っています.
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