Japanese
English
手術手技
腹腔鏡下開窓術を施行した脾嚢胞の1例
A case of splenic cyst treated by laparoscopic penetration
中川 国利
1
,
豊島 隆
1
,
桃野 哲
1
,
佐々木 陽平
1
,
古沢 昭
1
,
佐藤 寿雄
1
1仙台赤十字病院外科
キーワード:
脾嚢胞
,
腹腔鏡下開窓術
Keyword:
脾嚢胞
,
腹腔鏡下開窓術
pp.1209-1212
発行日 1993年9月20日
Published Date 1993/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407901252
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はじめに
近年minimally invasive surgeryが提唱され,腹腔鏡下に胆嚢摘出術,虫垂切除術,肝嚢胞開窓術など種々の外科的治療が行われつつある1,2).しかし,脾嚢胞に対する腹腔鏡下治療は,出血を危惧してか,いまだ報告例がない.最近われわれは,腹腔鏡下に開窓術を行った外傷性脾嚢胞の1例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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