手術症例報告
腹腔鏡下脾天蓋切除術を施行した脾類上皮嚢胞破裂の1例
髙畑 周吾
1
,
山本 直哉
1
,
有吉 佑
1
,
荻原 裕明
1
,
五明 良仁
1
,
池野 龍雄
1
1南長野医療センター篠ノ井総合病院外科
キーワード:
脾天蓋切除
,
脾嚢胞
,
腹腔鏡手術
Keyword:
脾天蓋切除
,
脾嚢胞
,
腹腔鏡手術
pp.269-274
発行日 2026年2月15日
Published Date 2026/2/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000004839
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脾嚢胞は比較的,稀な疾患であるが,画像検査の発達に従い,報告例は増加している。脾嚢胞に対する術式は,以前は脾摘出術が多くを占めていたが,現在では可能なかぎり脾を温存する術式が推奨されている。脾天蓋切除は脾臓より突出した嚢胞壁のみ切除し,残った嚢胞壁を電気的に焼灼する術式である。脾天蓋切除は脾部分切除に比べ,手術時間の短縮,出血量の低下が認められ安全性が高いと考えられる。今回,外傷を契機に診断され保存的加療後に再増大した脾嚢胞に対して,腹腔鏡下に脾天蓋切除術を施行した1例を経験したため,若干の文献的考察を含めて報告する。

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