Japanese
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特集 いまイレウスを診療する
C イレウスの処置と手術
腸管Viabilityを術中に判断する
Intraoperative evaluation of bowel viability
高橋 愛樹
1
,
石田 康夫
2
,
岡 壽士
2
Yoshiki TAKAHASHI
1
1昭和大学藤が丘病院救急医学科
2昭和大学藤が丘病院外科
pp.746-748
発行日 1992年6月20日
Published Date 1992/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900820
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ポイント:イレウスなどにより血行障害に陥った腸管のviabilityを的確に判断することは,短腸症候群や腸管穿孔による腹膜炎などを防止するために極めて重要であると考えられている.従来行われてきた腸管のviabil-ityの判定,すなわち腸管壁の色調,腸間膜動脈の拍動の有無,腸管蠕動の有無,腸管温度の回復などの経験的かつ主観的判定法に加えて,最近では,補助的診断法が数多く考案されている.fluorescein蛍光法,レーザードゥプラー法,wash out法,水素クリアランス法,組織反射スペクトル法などであり,術前,術中の腸管のviabilityの判定に有用と考えられる.
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