Japanese
English
特集 下肢循環障害の治療—適応と限界
慢性動脈閉塞症—レーザー血管形成術とPTA法との対比
Current topics in the surgical treatment of occlusive arterial disease
岡田 昌義
1
,
吉田 正人
1
,
辻 義彦
1
,
森本 真人
1
,
中村 和夫
2
Masayoshi OKADA
1
1神戸大学医学部第2外科
2公立御津病院
pp.175-180
発行日 1992年2月20日
Published Date 1992/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900731
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慢性下肢動脈閉塞症は近年,本邦においても増加の一途をたどっている.治療法として従来の手術を中心にバルーンを用いるPTAやレーザーによる血管形成術が病変の程度により適宜選択されている.ここではレーザー血管形成術の適応や手技を中心に述べるとともに,本法の成績をPTAによる成績と比較検討した.その結果,適応を厳選することによって,レーザー血管形成術の成績はPTAの成績よりも良好であることが明らかに呈示された.
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